或る二世経営者のホームページ ~香山廣紀 かく挑み、かく歩む。~

香山草紙 エッセイ集


  73. 私のホームページについて

私個人のホームページは、大きく分類すると四つのカテゴリーに分かれている。一つ目はこのホームページのほとんどの部分を占める『或る二世経営者の挑戦』 で、私のこれまでの35年間を纏めたものである。凡人が拙い企業経営の中で次々と押し寄せてくる様々な出来事に悩み苦しみ、その中から少々の喜びを見出し ながら今日までに至る奮戦過程を記したものである。二つ目は企業経営に関する基本的なものの考え方を自分なりに十八ヶ条に纏めたものと、経営者はどうある べきかを八ヶ条に記したものである。三つ目は随筆であり、四つ目は小説になっている。数えた事はないが原稿用紙1000枚以上にはなると思う。
この度『或る二世経営者の挑戦』がやっと完成した。拙著は三部構成になっており、第一部は『君は父親を超えられるか』というサブタイトルで、昭和58年 10月から平成5年10月までの10年間を、パナホーム兵庫の経営を通じて私自身が実践したことやその時々に感じたりもがき苦しんだ事を書き記している。 第二部は『豊かさと自由を求めて』というサブタイトルで、平成5年から平成12年即ち二十世紀末までの7年間について書き留めた。第三部は『すべてはお客 様のために』というサブタイトルで、二十一世紀になってから今日までのことを記した。
書き始めた動機は、本格的に企業経営に携わって10年が経過したのを節目に、その振り返りと今後の10年を考えるためと、今ひとつは二世経営者なかんずく 中小企業の二世経営者に多少なりとも勇気を与えることができればという思いからである。文章全体としてはできるだけ平易に随筆風に纏めた心算である。事実 に基づいており、全ての真実は語っていないが、嘘は示していない。
ヤフーでは、『二世経営者』で検索しても、また『香山廣紀』で検索しても最初のページに見ることができる。多少自慢話になるが、月あたり2000件くらいのアクセスがある。
今、私は58歳である。今年の全グループの初出式の席上で、自らを律するためにも取締役の定年制を発表した。それによると私は後5年で第一線の経営から退 くことになる。私は新たに、先ずお客様のために、次いで全従業員のため家族のため自分自身のため社会のために、全エネルギーを費やす決意をした。
 

2007年初夏