或る二世経営者のホームページ ~香山廣紀 かく挑み、かく歩む。~

或る二世経営者の挑戦


第三部 ~すべてはお客様のために~


第一章 バイキング料理 ④ クリーン活動

この活動の前身は、播磨プレハブ住宅推進協会(この後どこかで現状については詳しく述べるが、第二部第三章『播磨プレハブ住宅推進協会って何?』参照)に 私が提案し5年近く続いていたもので、姫路駅からバイパスまで約2キロの間を、各7社に掃除する個所を振り分け、毎月半ばの月曜日に行っていた。がここ 1~2年の間に各社の責任者が入れ替わり、その活動に価値を見出すことが困難になり、当社が引き継いだ形になった。「そんなことをしても今月の受注に結び つかない」、というのが各社がやめた大方の理由である。私は結びつくと信じているタイプだから、接点など見出しようがない。
当社は毎月月初に月例報告会と称して全社員を対象に、先月の反省と当月の方針についての全体会議を行う。報告会は9時からだがその1時間前8時からクリー ン活動を行っている。プレ協の時は20人単位で当番制だったが、単独になってからは全員でする。勿論私も参加する。まあ驚くほどの量と種類のごみが捨てて ある。私は主に植え込みがある中央分離帯のなかを、火箸で女子社員にビニール袋を持たせ空き缶を中心に拾うのだが、空き缶は勿論ペットボトル、弁当箱、タ バコの吸殻、ティッシュ、子供のオムツ(これにはびっくり)等々、腹がたつのを通り越してもう無心に近い気持ちで拾う。
私は当社が月1回清掃活動をしたくらいで、地域が良くなったり地球が美しくなったりはしないことぐらいは分かっている。またサンホームの拡販に直接結びつ いたりもしないことも承知している。清掃活動に携わった者は少なくとも車中からごみを捨てたりはしないだろうし、自分の家族にもそれを伝えるだろう。また 我々が清掃をしている姿を見て、通行している人の中で1人でもいい、「ごみのポイ捨ては止めよう」、と思ってくれたらそれでいいのである。最近知り合いの 人が「サンホームさん善い事してはるねぇ」とか、弊社は既に建てて頂いた方と地域別に懇談会をしているのだが、その席上で「我々にも連絡下さい、空いてい たらぜひ参加したい」という声もあがった。私はそう云う声に支えられながら10年は続けるつもりだ。
皆さん、月初の朝一に姫路駅の南大路でグリーンの服を着て掃除している団体を見かけたら、一言声をかけてやって下さい。お願いします。きっと笑顔が返ってくると思います。

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