或る二世経営者のホームページ ~香山廣紀 かく挑み、かく歩む。~

或る二世経営者の挑戦


第三部 ~すべてはお客様のために~


第一章 バイキング料理

もうハワイへは何回行ったであろう、十数回くらいかな?逆を言えば他の外国に行ってないのかもしれないが、ハワイのホテルでの朝食はバイキング形式が殆ど である。まず案内人に席まで連れて行かれる。次に温くて薄くて不味いコーヒーを、その専任の者が入れに来る。それからいよいよ料理を取りに行く。ミルク、 マンゴジュース(これが妙に美味しい)、スクランブルエッグ(時々特製オムレツ)、トースト&クロワッサン2~3枚、ソーセージまたはベーコン、生野菜、 果物等々。つい取り過ぎてしまうが、残しているのを見られるのがいやで、意地でも食べてしまう。その所為もあるのかハワイから帰ると、体重は増えても減っ たことはない。その時に閃いたのが"わが社のバイキング料理"である。
メニューには五つのコースがある。一つめはマインドコースと呼んでいるが、サンホーム兵庫のミッションであり、根幹をなすものである。言い換えれば我が社 の全てである。個々については折々に述べていくが、列挙すれば①中長期計画書②CS宣言③18ヶ条の憲法④企業理念⑤心の経営五重円図⑥315計画であ る。社員特に幹部諸君が迷った時の判断基準にしてほしいと、私は思っている。
次にカスタマーズコースがある。ランダムに記すと、①地域別お客様懇談会②デリバリーサービス③ONE TO ONEサービス④迅速なアフターメンテ ⑤FNA情報システム⑥ハイツオーナーズ倶楽部⑦ハートのある工事管理者⑧現場定例会議⑨多岐にわたる顧問団⑩PHP誌の送付⑪社長自らが書く契約者への お礼状⑫社長あるいは役員が出席する祭祀⑬エステートパートナー⑭お客様満足センター⑮ぱなぱな倶楽部を取り揃えている。
三つめはESコースと呼んでいるもので、①成果連動型給与システム②ネットワーク企業の創設③従業員持株会④奥様ボーナス⑤きめ細やかな表彰制度⑥重要視 される社内座談会⑦タイムリーな研修⑧グリーンカード⑨お写経がある。
四つめのコースはシステム&テクノロジーコースであり、①タイプ別カウンセリング営業②見積書に添付する社長の挨拶文③情報ステーション④ノーと言わない 販促稟議⑤臨機応変な一括借り上げシステム⑥営業語録⑦オリジナルカレンダー⑧しらさぎ会⑨販売用土地⑩オリジナルなホームページ⑪日本唯一のあめにてぃ 倶楽部⑫ぱなぱな館等々を揃えている。
五つめはエリアコミュニケーションコースと称して、①ギャラリーによるメセナ活動②子供の絵画展③ミニコミ誌④少年サッカー大会の主催⑤エコロジー活動⑥ 播磨プレハブ住宅推進協会⑦あめにてぃ倶楽部戦略⑧情報誌ぱなぱな⑨クリーン活動、等を行ったり提言したりしている。
料理長はもちろん私だ。毎年期の初めには多少食材や料理方法は変更しているが、大きな入れ替えはない。特異な言い回しや表現方法も独り善がりなところがあ り、書き並べるだけではなかなか理解するのが困難だろうが、それぞれについてはこの後、もう少し詳しく述べる機会があると思われるのでご容赦願いたい。只 私は社員の諸君にお皿にとって食して欲しいだけなのである。その中から美味しいものだけ食べてくれればいいのである。不味い、あるいは口に合わないものま で食べろとは言っていないのである。少なくともこの業界で生きていこうと願うならば、必ずいくつかは美味しくて自分に合うものがあるはずである。それを皿 にも採らないで、食べようとしないものに対して腹立たしく思うのである。食べてもみないでそれらが美味しいかそうでないか分からないではないかと、叫び続 けているのである。これからも私は訴え続ける、なぜか?そうすることが社員にとってプラスになり、楽に心地よく仕事をすることができると、信じているから である。
取りあえず皿に取れ、そして口に運んで見よ!!

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