或る二世経営者のホームページ ~香山廣紀 かく挑み、かく歩む。~

或る二世経営者の挑戦


第二部 ~豊かさと自由を求めて~


第二章 十年続けば本物でしょう

今年も西播磨、東播磨を中心に但馬、丹波山城、摂津、備前の各地方から約1,300点余りの児童絵画が集まり、第13回子供の絵画展を開催する事が出来 た。第1回から携わってきた私と秋山女史にとって、よくここまで来たものだという思いである。振り返れば自然に轍が出来ていた、と云うのが正直なところか もしれない。その都度その都度手を抜かず、オリジナリティを大切にしてきた結果だと思う。 また今年の年末には『チャリティ』のための展覧会を開催する計画になっている。数えて12回目になる。その収益金は「はりま自立の家」「しそう自立の家」 「はんしん自立の家」を運営している財団法人兵庫県心身障害児福祉協会に寄付させて頂いている。たいした金額ではないが、ボランティアの精神は理解してい ると思っている。
(*第一部第三章"ギャラリーの辿る道"参照)
また11月3日は文化の日であるが、当社では少年サッカーの日でもある。姫路市のスポーツセンターを1日借りて、姫路市のサッカー育成会のご協力を得、児 童やその父兄を合わせると約1,500人位の人が集まり、楽しく爽やかに少年サッカー大会が行なわれる。これも今年で13回目を迎える。
(*第一部第三章"元祖Jリーグ"参照)
今日ではCSを知らない者はないし、それを唱えない企業は社会から見向きもされないが、我々が最初に取り組んだ時は、『また物珍しい病が始まった』等と陰 では言われたものであった。知らぬ間に十年の月日が経ったが頂上はまだまだ遥か彼方である。私が経営の第一線にいる間に到達出来るかどうかも判らない。山 登りが好きな人間に「何故山に登るのか」と聞いた所、「そこに山があるから登るのだ」と答えた話は有名だが、本当は頂上があるから登るのではないか、山に 頂上がなかったら、絶対に登らないと私は思うのだが・・・
この論理は多少無理があるかもしれないが、我々経営者は殆ど頂上が何処にあるか解からないままに、息も入れず上り詰めているのである。考えて見ると可哀相 な人種である。その時々はこの戦略が最高で、その為にはこのシステムや組織でなくてはならない、などと力説をし、息巻いて執り行ったことの殆どが失敗で、 成功と呼べるものはそのうちたったの1割か2割である。同時に苦悩の連続で、喜びはほんの僅かである。その僅かの喜びの為に、もう一度その喜びを味わいた いがために苦悩するのである。(心の声『だから少々の我が侭くらい大目に見てやれ』)
他に十年近く経過している戦略やプロジェクトに、FNA戦略、住まいを考える会、ハイツオーナーズクラブなどがあり、コンピュータを本格的に導入してから もほぼ十年になる。今では2~3人に1台の割で使用している。(どこかの章で詳しくプロジェクトについては記す)飽き性の私にしては珍しいと、本人も実感 している今日この頃である。

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