或る二世経営者のホームページ ~香山廣紀 かく挑み、かく歩む。~

或る二世経営者の挑戦


第一部 ~君は父親を越えられるか~


第三章 元祖Jリーグ

今日は眠い。昨日、いや正確には今日の午前0時から、カタールで行われた、日本とサウジアラビアの来年アメリカで開催される、ワールドカップのアジア代表 を決める最終予選の模様をテレビで見ていて、午前2時まで起きていたからである。初戦だったのでついつい見てしまった。結果は、0対0の引き分けに終わっ た。普段は、午後10時半には布団の中に入り11時には寝てしまい、妻に、またテレビを点けたまま寝てしまって、と翌朝叱られている。
高校2年になる長男と2人で見たのであるが、長男は小学3年生の頃から、サッカーをやり始め、中学、高校と続けている。今は、バックをしているらしい。今 までに何度か試合を見に行ったことがある。親バカになると思うが、非常にいいパスを出す。ゴルフでもそうだが、柔らかいボールはなかなか打てないものなの だが、長男は実に柔らかいボールを蹴る。しかしJリーグに入って、活躍出来る程ではないようだ。
もう直ぐ11月3日がやってくる。11月3日は文化の日ではあるが、サンホーム兵庫にとっては少年サッカーの日でもある。私は、新社屋が完成した時、1階 にギャラリーを設置したが、何か他に地域コミュニティ創りを、と考えていた。丁度長男がサッカーをしていたので、姫路市を中心に少年サッカー大会を主催す る事が出来ないものかと思った。管理部門を担当している井上常務にその旨を伝えた。井上常務は行動が早い。2ヶ月もしないうちに、姫路市にある、サッカー 育成会とコンタクトを取り、開催にまで漕ぎ着けてしまった。7年前の事である。
サッカー育成会の主催する大会があり、他の企業とも様々なしがらみがあるので、小学3,4年生を対象とした、ミニ少年サッカー大会にして貰えないかと云う 相談があった。私は快く承諾した。第1回こそは小学校の運動場を借りて開催したが、2回以降は、姫路市のスポーツセンターを貸し切って行っている。Jリー グ人気にもあやかり、今年は40チーム程参加するそうである。父兄を合わせると、当日は2,000人位の人が集まる。私は、そこで開会の挨拶をさせて戴く のである。勿論、最後の表彰式も出席させて戴く。第1回当初からもそうだったが、近年はチビッコの間では野球より、サッカーをする子の方が多くなっている そうだ。正直言ってこんなに人気が出るなんて、予想もしていなかった。唯、息子がサッカーをしていたのが、そもそもの動機だっただけなのである。
3年程前、お引渡にお伺いしたお施主様の奥様から、「うちの子供、まだおたくから貰った弁当箱を使っているのですよ。何年か前サッカー大会で記念品に頂い た、あの弁当箱が気に入って」と云うお話を伺った。私は、いろんな問題があったが、続けてきて良かった、としみじみ思った。
最近は、ボランティアの方々のお陰で、当社がお世話させて頂くことが殆どなくなった。費用は多少かかるが、住宅のチラシ1回打つより安く上がる。幼い子供達の心に残ってくれればと思っている。
また、どこかで、お施主様にいいお話が聴ける事を楽しみに、今年も第7回目を迎えようとしている。

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