本ページは経営書というよりは、随筆と考えてもらった方が分かりやすいと思う。ごく普通のありきたりの二世経営者が、次々と押し寄せてくる諸問題に対して、どう考え、どう手を打ち、時としてどう逃げたかを事実に基づいて記したものである。その時々においては"これしかない"とか、"これが最高の方策だ"と想い決断し行ったことが、後になってみるとほとんどが失敗であり、上手くいったことはせいぜい20~30%くらいである。それでも諦めず、もう一度あの時の達成感を味わいたい、と思い挑戦し続けている現実である。
ペンネームの北見俊介の由来についてはあまり意味がない。車を運転している時に「北見」という地名が目に入った。それで苗字を北見にした。北見と云う苗字にはゴロ合わせで俊介が似合うと思い付いてつけた。心持よい響きで今は気に入っている。